色気が一般には向かないなと思う理由

TOP > J.W.Black Guitars JWB-T Alder/Rosewood Mastery Bridge Soft Aged Lake Placid Blue #379 【極音個体】【激鳴り個体】【3.18kg】【超軽量個体】【池袋店取扱品】

J.W.Black Guitars JWB-T Alder/Rosewood Mastery Bridge Soft Aged Lake Placid Blue #379 【極音個体】【激鳴り個体】【3.18kg】【超軽量個体】【池袋店取扱品】

当店では48回まで無金利でのショッピングクレジット分割のご利用が可能です。

この個体は、テレキャス嫌いにこそ触って頂きたい個体です。

元々テレ嫌いであった私自身も、この個体に酷似したサウンドを持ち、スペックも殆ど変わらないJWB-Tと出会い購入した事でテレの苦手意識が無くなり、テレキャスを好きになる事が出来ました。

以前私自身が購入したJWB-Tの入荷から約4年経過して漸く入荷した、テレ嫌いの評価を覆せる様な実力を持つ個体です。

テレ嫌いであっても無くても是非一度お触り頂きたいと心より願います。

この個体に関してでございますが、とにかくサウンドが非常に良すぎる個体です。

通常アルダーローズのテレと言えば、アッシュ等と比べて華やかさが欠けるものの、落ち着いた印象を与え、サウンド全体から色気が強く感じさせる様なサウンドキャラクターをしております。

それはアッシュ/メイプルと比べて柔らかいボディーの鳴りや、豊かな倍音がこのアルダー/ローズらしさを作り出している大きな要因です。

これらは大きなメリットではあるものの、アッシュメイプルの様な華やかさが欲しい時には物足りないというのも事実としてございます。

唐突にこの様な前置きをしたのも、この個体の異質さと素晴らしさを知って頂きたいが故でございます。

先述の通りアルダーのテレは、華やかさよりも色っぽさが押し出されてくるのですが、この個体に限っては鮮やかさと色っぽさとが両方共に感じられる稀有なサウンドをしている、最高の個体でございます。

基本的にアルダー/ローズのテレらしく暖かみのある印象を与えるサウンドなのですが、一音一音の発音がアッシュ並みにハッキリとしており、非常に煌びやかでメリハリのあるサウンドをしております。

特にテレキャスターの場合は武骨なサウンドになり勝ちですが、この個体は一音一音がハッキリと分離し、そして鈴の様に透き通ったサウンドをしております。

マステリーブリッジを搭載したが故に生鳴りもブラスサドルのもの以上に莫大な振動を手に入れております。

一方ハイミッドから高音域にかけての帯域は適度に締まりがあり、華やかなサウンドを作り出す要因として最高の役割を果たしております。

ただ高音域が強いギターならばキンキンするだけの耳に痛いギターになってしまいますが、この個体は耳障りな高音域が程よく落ち、そしてエッジ感と華やかさを強調する高音域自体はしっかりと主張をしております。

さらにハイミッドがしっかりと出力されている為、音抜けの良さにも大きく作用している点も非常に嬉しい点です。

そしてJ氏が拘っている極太ネックによるサウンドと演奏性の両立を図ったギリギリのネックシェイプという、J.W.Black Guitars特有の要素が最大限活きているのも感じられます。

Jのネックは基本的に弾き易いのですが、J本人の信条は"ネックは太ければ太い程良い"というものでございます。

これは太いネックを採用する事でサウンド全体にコシが生まれ、瑞々しくもガッツがあるサウンドを作る上で最も大切な要素なるからでございます。

しかし太すぎれば演奏性は悪くなり、現代の音楽では到底使えないギターになってしまいます。

そこでJはネックの太さによるサウンドが成立し、なおかつギリギリな細さまでネックのシェイプを調整するという難題に挑み、見事にクリアをしてしまったのです。

それが現在のJ.W.Blackのギターに採用されているネックシェイプで、この個体は特にサウンドにコシが出ている最高の個体という訳でございます。

以下J.W.Black氏及び当ブランドに関しての説明文でございます。

CBSから株式を買収し、失われたFnederサウンドを取り戻すために創設されたのがFender Customshopでした。

当時Sadowskyの凄腕ビルダーとして名をとどろかせていたJ.W.Black氏を、Fender Customshopの初代マスタービルダーとして総括者のJohn Page氏が直々に指名し、彼はFender社に移籍しました。

現在Fender Customshopの代名詞とも言えるレリック塗装ですが、このレリック塗装を発案・考案したのは、J.W.Black氏でした。

これは、Sadowsky時代から莫大な数のヴィンテージギターをリペアし、接して来たからこそ生まれたアイディアでした。

当時のマスタービルダーの中でも、ギター製作のみならずレリック技術やセットアップの分野で最高の腕を持っていたJ.W.Black製作のギターは当時は勿論のこと、現代に至っても高値で取引される程の人気があり、今なお人気に陰りが見えることがありません。

そんな彼がギタービルダーとして最高の肩書であるFender Custom Shopのマスタービルダーの名を棄ててまでも立ち上げたのがJ.W.Black Guitarsでした。

良くも悪くも、過去のFender社の商品を再現する事のみを続けざるを得ないFender時代とは一転し、トラディショナルなギターを踏襲しつつも、新しい試みや長年現場で培ってきた技術をふんだんにつぎ込んだ結果、彼の考える最高のギターを作り上げています。

氏は非常に拘りが強く、その時に持っている木材やパーツによって製作するモデルやカラー、レリック具合を決めています。

その為、彼の意志を曲げて別のモデルやカラーを指定して製作してもらうことが出来ません。

それが、J.W.Blackの最高の品質に繋がっているのです。

木材は個体差が激しい為、例え全く同じスペックのギターを作ったとしても同じサウンドのギターは生まれないのは楽器の常識です。

しかしJ.W.Blackは最高級の木材の個体差を考慮した上でギターを製作しているため、いわゆるハズレ個体は生じることがありません。

どの個体も素晴らしいサウンドを奏でるギターに仕上がっております。

また、彼の卓越したレリック技術で仕上げられたルックスは非常にナチュラルなレリック感と貫禄を持っており、本物のビンテージギターと比べてもどちらが新品であるかを判別が出来ない程です。

ギタリストならば、誰もが欲しいと思えるレリック加工を是非実際に見てみてください。

氏の輝かしいキャリアの集大成といえるJ.W.Black Guitars。

数年前に当社との特別なリレーションにより誕生した(アメリカでは販売しておりません!!)本ブランドですが、我々はセールススピードが楽器のクオリティーの高さを証明していると自負しております。

他のブランドの追随を許さない、圧倒的なサウンド、プレイアビリティー、エイジング・・・・・ボルトオンエレキの終着点がここにあります。

Body: Alder-2 Piece Body Finish: Lake Placid Blue Soft Aged Neck: Maple Neck Finish: Lacquer Fingerboard: Rosewood Frets: 47095 Jescar Neck Size: .830 to .940 Neck Shape: Vintage 60's C Shape Radius: 9 1/2 Tuners: Staggered Vintage Pickups: JWB-JC #2 Switch: 5Way Wiring: Modern Tele Orange Drop.022 Bridge: Mastery M4.2 Pickguard: 3-Ply Mint Knobs: 50's Metal Dome Case: G&G Black 重量:3.18kg 正規保証書、付属品一式、Hard Case付属 詳細はお問い合わせ下さい。

全国通信販売も承ります。

楽器の詳細及び通信販売の手続き方法は、 お電話かE-mailにてお問い合わせ下さい。

黒澤楽器店池袋店本館3Fハイエンドギターフロア 東京都豊島区東池袋1-4-4 TEL 03-3590-9638 ike@kurosawagakki.com

楽天で購入583,000円(税込み)

色気 関連ツイート