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暴力について 共和国の危機 (みすずライブラリー) [ ハンナ・アーレント ]

共和国の危機 みすずライブラリー ハンナ・アーレント 山田正行 みすず書房ボウリョク ニ ツイテ アーレント,ハンナ ヤマダ,マサユキ 発行年月:2000年12月 ページ数:261, サイズ:全集・双書 ISBN:9784622050605 山田正行(ヤマダマサユキ) 1957年に生まれる。

早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学、政治思想専攻。

現在東海大学助教授。

著書『西洋政治思想史II』(共著、新論評、1995)。

訳書ハーバーマス『公共性の構造転換』(共訳、未来社、1994)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 政治における嘘ー国防総省秘密報告書についての省察/市民的不服従/暴力について/政治と革命についての考察ー一つの註釈 ベトナム戦争、プラハの春、学生運動…1960年代後半から70年代初頭にかけて全世界的な広がりをみせた騒然たる動向を、著者は亡命の地・アメリカ合衆国でどのように考えていたか。

「国防総省秘密報告書」を手がかりに嘘と現実(リアリティ)とのあり方を論じた「政治における嘘」、暴力と権力との相違をテーマにした「暴力について」、さらに「市民的不服従」など、本書は、情況への鋭い発言のかたちをとりながら、われわれとわれわれを取りまく世界への根本的な問いを投げかけている。

「政治とは何か」をもっとも明快かつ具体的に論じた書ともいえよう。

本 人文・思想・社会 政治

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